{{category GLMM}} !!!contrast coding * カテゴリカル変数をどう対比してコード化するか * デフォルトでtreatment codingになっていて、明示的にコーディングのことを説明する必要があるsum codingの場合を、contrast codingと呼ぶ人がいるが、紛らわしいのでやめるべきだとBrehm & Aldayは言っている。 !!二種類のコード化 ! treatment coding (treatment contrast) * デフォルトはこちらになっている * 参照レベルに 0 を、もう一方に 1 をわりあてる * 切片は、すべて 0 の状態の値 * 二要因ある場合、効果は、一方が 0 の時の効果を示す ** 特定のレベル(0)の時の効果なので「<<単純主効果>>」に相当する ! sum coding (sum contrasts) * contr.Sum() で設定する * 一方を -1 に、もう一方を 1 にする * 「参照レベル」は、各要因の平均(なので、いわゆる「<<主効果>>」となる) * 切片は、総平均(grand mean) !!注意すべき点 ! 主効果を見たいのに単純主効果を調べて、それを主効果と誤解する点 * デフォルトでは、単純主効果を調べるようになっている ** アルファベットの早い方を「0」として「参照レベル」(比較の基準)にしている * 単純主効果では有意でも、主効果は有意ではないことがある。 ** 主効果としては有意ではないのに、単純主効果が有意なのを、主効果が有意だと誤解してしまう恐れがある(偽陽性 Type I error) ! 単純主効果だとわかってやっていれば、ある意味便利 * 従来のANOVAだと、主効果の交互作用があった時に、さらに追加で単純主効果を調べるということをしていた ** 最初から単純主効果が出るので、追加でしなくてよい *** 今で言えば、あとからemmeansとかでペアごとの差を検定しなくてよい ** しかし、逆に、主効果じたいは分かっていない状態 !!Brehm and Alday (2022) Contrast coding in a decade of mixed modelsの具体例 {{pre 要因A (Utensils) 要因B (Foods) 従属変数 RT(食べる速さ(分)) Utensilsの主効果はないが、単純主効果がある(食べ物による) lme4: mixed model car: contrastsの設定 jtools: 結果出力 kableExtra: 結果出力 }} * フォークでスープを食べるには時間がかかる * スプーンでスパゲッティを食べるのにも時間がかかる * 食べる時間の速さを一般的に考えるときには、ナイフとフォークとスプーンを使った全体的での話でしょ、ということ * フォークでスプーンを食べるのに時間がかかるからと言って、食器を使うと食べるのが遅くなる、と判断してしまうのは変でしょ、ということ(部分から全体に及ぼす誤り) !contrasts() でコントラストがどうなっているか表示 * デフォルトは、treatment codingで、0, 1 * アルファベットの若いレベルが0で、referenceとなる * interceptは、ゼロのほうにセットされる。 ** この場合は、ForkでSaladの場合 {{pre contrasts(ds$Utensils) Spoon Fork 0 Spoon 1 contrasts(ds$Foods) Soup Salad 0 Soup 1 }} !!参照レベルの変更 relevel(変数, ref = "新しい参照レベル") {{pre 現状確認 contrasts() contrasts(sample.dat$Year) ## 2 3 ## 1 0 0 ## 2 1 0 ## 3 0 1 変更 sample.dat$Year <- relevel(sample.dat$Year, ref = "2") contrasts(sample.dat$Year) ## 1 3 ## 2 0 0 ## 1 1 0 ## 3 0 1 2が一番上で、0, 0 となった。 }}